2019年7月16日火曜日

荻原健司です!

みなさんこんにちは、荻原健司です。
曇りや雨の日が続き蒸し蒸しします。なんだかスッキリしませんね。
梅雨明けは月末頃になるのでしょうか。

さて、お知らせです。
昨日をもって所属先の北野建設株式会社を退社しましたのでご報告致します。
これまで北野建設スキークラブの選手として、また、指導者として長い間所属していたクラブを去ることはとても寂しい気持ちです。同時に北野建設(株)には感謝の気持ちでいっぱいです。
指導者としてはオリンピック、世界選手権大会、ワールドカップなどで複数のメダルが誕生したことはとても嬉しいことです。これは選手自身の頑張りによるものに加えて、多くのみなさまの強力なご声援の賜物と心より御礼申し上げます。

現在、長野県教育委員会教育委員や長野県スポーツ協会理事、長野県競技力向上対策委員会委員長などを努めております。教育分野、スポーツ分野に身を置く者として引き続きその活動を充実させるとともに、オリンピックをめざすジュニア選手の育成にも取り組みたいと考えています。自身の年齢やスキー振興、スポーツの未来のことなど、さまざまなことを考え今がそのタイミングと判断しました。

スポーツが社会の中で理解され評価されるためにも、スポーツが社会に果たすべき役割と責任を理解しつつジュニア選手の育成に取り組みます。国連サミットで採択された国際目標SDGsに、スポーツは持続可能な開発に寄与できるとあり、心から賛同します。単なる強化に終わらず、スポーツ選手として社会に貢献できる人を育ててゆきたいと強く思っています。

どうぞみなさまのご理解とご支援を心よりお願い申し上げます。





2019年5月13日月曜日

TWINS SKI CAMP



すっかりご無沙汰しておりました。。。

FBやインスタグラムにて近況をご報告しておりましたが
今後もこちらのブログのでも活動の情報をお伝えできればと思っています。
       早速ではありますが以下お誘いです!          


TWINS SKI CAMP


みんなでスキージャンプ!
「アルペンスキーはできるけど、ジャンプもやってみたい!」
そんなあなたを荻原健司が待っています。
         

会場 飯山市サマージャンプ台 

第一回
日時:2019.5.26(日) 9:00〜11:00

第二回
日時:2019.6.8(土) 14:30〜16:30


申込はメールか FAX にて(〆切 5/23) 
お名前、生年月日、住所、電話番号、スキー歴(年間滑走日数など)を記載

メール twinsogiwara@gmail.com    FAX 026-405-9414

費用
スポーツ保険料 ¥800 2020年3月まで有効 
ジャンプ台使用料(半日)¥720

留意事項
※ご準備いただく物 アルペンスキー板、ブーツ、ヘルメット、ゴーグル、スキー手袋 スポーツジャージー上下(長袖長スボン)、ウインドブレーカー(雨具) 着替え(シャツ、靴下など)

※アルペンスキーでジャンプに挑戦します。人工芝に散水することでスキー が滑走しますので衣類等が濡れる場合があります。
 ※アルペンスキーを一人で滑り止まれる小学生と中学生が対象 
※飲み物などは各自でご用意ください。

2017年11月20日月曜日

TWINS rhythmic gymnastics



宇宙初!?
Rhythmic gymnastics リズミックジムナスティック(新体操)
練習専用ソックスの開発

ずっと前からウチの娘にお願いされていたことが、やっとカタチになりました。
新体操の練習用ソックスです。

以前、新体操の練習を見に行ったとき、不思議に思ったことがありました。
その不思議に思ったこととは・・・

体育館の床で演技の練習をしている選手たち
その足元を見てみると
靴下の足首部分を小さく丸めて、つま先だけで靴下を
はいている状態でした。

通常、新体操の大会では専用シューズを使うのですが
そのシューズを使ってないことも不思議でした。

なぜかと思い、娘に聞いて見たところ、以下のようなことが判明。

靴下を着用したままでは、演技でジャンプしたあとの着地で
滑ることがあるから危険。
しかし、裸足だと、回転する演技の時は母子球がよじれて痛い。
その対策として、つま先だけに靴下をかぶせておく。
また、専用シューズは高価なため、練習では着用しない。

それで最後に娘が一言。
「お父さん、作ってよ。」

それで、ちょうどスキージャンプ用ソックスを開発していたので
ソックス製造会社の社長さんに相談したところ
「やってみましょう。」と快諾。

その結果できたのが、これです。

グリップ力の高い高機能性糸を使い(グレー部分)母子球で回転するときなど
足を守り、また、目立つ色にすることで、つま先が伸びているかが確認でき
指導者にも指導しやすくなるソックスです。

大会で着用する専用シューズを一足買う値段でこの練習用ソックスが
3足くらい買えれば選手も親も助かるのではないかとも考えました。

これを製品化するにあたり、いろいろ調べたのですが
同じようなものはありませんでした。

ですから「宇宙初!?」できました。

愛は地球を救う。








2017年11月10日金曜日

PULL YOUR SOCKS UP!

『PULL YOUR  SOCKS UP!』
「気を引き締めていけ!」「頑張れ!しっかり!」
という意味で使われる英語です。

さてさて
いよいよ完成!
ツインズのスキージャンプ用ソックスです。

これまで、市場にある多種多様なスポーツソックスのテストに加えて
試作品テストを4度行いました。

スキージャンプ選手から、様々な意見が出され、そこから得られた
多くのヒントを製品作りに生かしています。

そして、実際に完成したソックスはこれまでの市場にはまったくない
新しい製品となりました。

ハイソックスで、足首から上の構造を3段階に分け、着圧を調整しています。
着圧は強すぎるとストレスを感じますし、そもそも鍛え上げられた足には適度なサポートで十分です。

足首から下、つま先にかけてグリップ力の高い高機能性加工糸を使用しています。
高価な糸ではありますが、シューズ内でのスリップ発生を抑えます。

わずかな力のロスを防ぎ、遠くへ飛ぶ力に変えることでしょう。

また、糸の特徴として、断熱効果があり、水分を吸い込みません。
よって、寒さへの対策としても効果が期待できます。

今回の完成品をソチ五輪銀メダリストの渡部暁斗選手などに手渡しました。
完成品とはいえ、さらなる向上を目指すため、フィードバックしてくれるよう
お願いしています。

Pull Your Socks Up.
しっかりやります。











2017年10月13日金曜日

TWINS T-shirt and socks




まずは、Tシャツとスポーツソックスが完成!

荻原健司も参加する、10/15のノルディックハーフマラソンin長野にて、お分けする予定です。
http://nordicmarathon.info/nagano/

ツインズWebページ、OUR PRODUCTSページにて製品情報を紹介しています。
ご覧ください。
https://www.twinsogiwara.com/products







2017年7月20日木曜日

The 3rd prototype...2017FW

ツインズが開発中のスキージャンプ用のスペシャライズドなソックス。
「スキージャンプ競技専用ソックス」の製作は最終段階に入ります。

これまでプロトタイプ1号、2号をトップジャンパー達に試していただきました。
そして、たくさんのご意見をいただきました。

アプローチ(助走路)を高速で滑り降り、一瞬で飛び出し、飛行する。
そこに求められるのは、滑り降りるクラウチング姿勢の正確性。
その一瞬にとてつもない集中力が必要な飛び出し。
剛性感の高い空中姿勢。

スキージャンプシューズはそもそも足首が前傾した形に固定されています。
また、ハイバックと呼ばれる前傾姿勢を保持するギアをブーツのふくらはぎ側に押し込み
シューズを履きます。
真夏から真冬へ季節が変わっても、年間を通じてシューズは使用されます。
その足元を支えるギアとしてのソックス。

ソックス開発にあたり、トップアスリートから多くの意見をいただきました。
しかし、以外にも、求める機能はシンプルであることが分かりました。
機能満載でありながら、かえって使用感の悪いソックスにならないように無駄を省き
アスリートのパフォーマンスを最大にすることにフォーカスしました。
余計なものはいらない・・・・・・
鍛え上げられたアスリートの体は、それだけで最高のギアだからです。

最終試作は、シンプルでありながら最高の素材をテクニカルに編み込みます。
さらに重要な事・・・ それは、心弾むデザイン。
荻原健司が求めるモノ作りにはデザインも追求したいと考えます。
身につけるたびに「元気が出る」デザイン。
このギアと一緒に戦うのですから。





2017年7月13日木曜日

Pick up Athlete・Kaori Iwabuchi・

ここ長野県白馬村にも本格的な夏がやってきた。

`98長野冬季五輪ジャンプ競技場の舞台は、コンクリートとスキー用人工芝に
照りつける太陽が暑さをさらに増す。

冬季の大会シーズンと同じスキージャンプスーツを着用し練習する選手たち。
そこにいるだけで大粒の汗が流れる。

岩渕香里選手 24歳 北野建設スキークラブ所属のジャンプ選手。

いつも笑顔を絶やさず、穏やかな表情で誰にでも優しく接する香里選手は
素直でまっさらな心をもつ少女のようである。

一転、ジャンプ練習が始まると、その一本一本をビデオ映像で何度も確認する。
真剣な眼差しは、理想とする完璧なジャンプを追い求める。まさに道求者そのもの。

その甲斐あってジャンプはいたって好調だ。
「早く試合がしたい。」と心はすでに競技シーズンへ。

「ジャンプが楽しい。」それが彼女を動かす原動力。